就任のごあいさつ 平成20年5月
受け継がれるもの“組織に”“個々に” 会 長 森本 貴冨美 事務職員協会も34年目を迎えたこの5月に、「恩送り」という言葉を胸に、宮西前会長から11代目の会長として、この大役を引き受けさせて頂きました。今改めて、歴代会長の方々の度量の大きさに比べ、わたしのような非才なものが務めるにはあまりにも重責な役職であると痛感し、身の引き締まる思いでおります。何かと不行き届きのことが多々あるとは存じますが、役員一同で協会の発展のために取り組んでまいりますので、ご協力ご支援くださいますようお願い申し上げます。 さて、事務職員の資質向上を目ざし発足した協会も30年以上の歴史を刻んできました。数々の研究大会での発表を経験してきたことで、全国的に質の高い、チームワークの良い香川の学校事務職員というイメージができつつあります。 さらに今年度は17回目となる四国地区研究大会が松山で行われます。「夢に向かってチャレンジする学校事務」をテーマに研究が推進され、その成果について研究部が発表を行います。香川の事務職員がさらにステップアップした研究発表になることと期待しております。 このように、平成20年度の活動目標に基づいた活動が各部・委員会等を通して展開されようとしています。総会で説明しましたように、平成18年12月には教育基本法が改正され、新しい時代の教育理念が明確にされました。平成19年6月には教育関連三法も改正され具体的な教育改革の取組が始まりました。 また、香川県でも教育基本計画に基づき「夢に向かってチャレンジする人づくり」を教育理念に掲げ様々な施策を行っています。このような状況の中、家庭・地域社会や関係機関と連携し、より積極的に学校経営に参画していくことが求められています。そして将来を見据えた目標を持ち、新しい時代の学校事務を創造し、時代の要請に対応できる事務職員を目ざして下記の4点を活動目標として掲げました。
1 研修活動及び研修内容の充実に関すること 2 学校事務職員制度の充実及び発展に関すること 3 関係機関と連携した組織的事務処理体制の整備 に関すること 4.新しい時代の学校づくりに対応できる能力開発 ・情報収集に関すること
以上の目標が各部の活動から、個々の会員に浸透するように願っております。
一方、全事研では「子どもの豊かな育ちを支援する学校事務」のもと、教育活動との関わりを前面に出し、事務職員が学校教育の推進に責任を持つ立場から積極的に支援していく学校事務の展開を目ざしています。 今年度は「情報管理と危機管理、学校事務」をテーマに研究発表がされます。このような中で学校事務の使命は「教育目標達成のため、学校経営ビジョンを実現し、子どもの豊かな育ちを支援する」と捉え、学校事務の組織化を推進し、その在り方や役割について発展させ、政策型、提案型へと戦略性を高めていくことが有効な手立てとなると考えた研究を行っています。 事務職員を取り巻く環境は厳しいままです。この状況を乗り越えるため、「自覚(覚悟)」とその行動を確かなものにしなければなりません。「環境が人を変える。環境は自分次第で変わる。」と言われています。未来の自分を変えるのも、今の自分だけです。 今の社会では、実績や結果が求められています。“子どもたちに”、“教育に”どういう成果や効果があったかが問われる時代です。このことは事務職員一人一人に問われるだけでなく、研究をすすめていく組織自体も問われると考えられます。 このことを踏まえて、学校教育に責任を果たす事務職員の姿を具現化していきたいものです。 最後に、宮西前会長からのキーワードをわたしも継続してまいりたいと思います。 「微笑にまさるきれいな化粧なし」 笑顔は、わたしたちに与えられた貴重な財産であり、いくら使ってもなくならない人間関係の潤滑油だそうです。周囲のめまぐるしい変化にも、笑顔でしなやかに対応していきたいと思っています。 〜出会いは笑顔で〜 よろしくお願いいたします。 |